三菱高速カウンタユニットQD62、QD62E、QD62Dから現在値を読み出す方法:設定からラダープログラムまで徹底解説
●三菱高速カウンタユニットQD62、QD62E、QD62Dから現在値を読み出す方法:設定からラダープログラムまで徹底解説
必要に応じてアドレスの変更、バッファメモリの変更さえすれば、高速カウンタのパルス値を任意の単位に変換することが可能です。
ここでは、CPUをQ03UDVCPU、高速カウンタユニットをQD62で作成しています。
QD62のシーケンサCPUに対する入出力信号一覧
QD62 → CPUユニット
X0 ユニットREADY
X1 CH1 ポイントNo.1 カウンタ値大
X2 CH1 ポイントNo.1 カウンタ値一致
X3 CH1 ポイントNo.1 カウンタ値小
X4 CH1 外部プリセット要求検出
X5 CH1 ポイントNo.2 カウンタ値大
X6 CH1 ポイントNo.2 カウンタ値一致
X7 CH1 ポイントNo.2 カウンタ値小
X8 CH2 ポイントNo.1 カウンタ値大
X9 CH2 ポイントNo.1 カウンタ値一致
XA CH2 ポイントNo.1 カウンタ値小
XB CH2 外部プリセット要求検出
XC CH2 ポイントNo.2 カウンタ値大
XD CH2 ポイントNo.2 カウンタ値一致
XE CH2 ポイントNo.2 カウンタ値小
XF ヒューズ断検出フラグ
CPUユニット → QD62
Y0 CH1 一致信号No.1リセット指令
Y1 CH1 プリセット指令
Y2 CH1 一致信号イネーブル指令
Y3 CH1 減算カウント指令
Y4 CH1 カウントイネーブル指令
Y5 CH1 外部プリセット検出リセット指令
Y6 CH1 カウンタ機能選択開始指令
Y7 CH1 一致信号No.2リセット指令
Y8 CH2 一致信号No.1リセット指令
Y9 CH2 プリセット指令
YA CH2 一致信号イネーブル指令
YB CH2 減算カウント指令
YC CH2 カウントイネーブル指令
YD CH2 外部プリセット検出リセット指令
YE CH2 カウンタ機能選択開始指令
YF CH2 一致信号No.2リセット指令
バッファメモリ
関連するバッファメモリのみ記載していきます。
先頭XYを0000とした場合のバッファメモリのアドレス表記としています。
U0¥G0 CH1 プリセット値設定
U0¥G2 CH1 現在値
U0¥G8 CH1 オーバフロー検出
まず、最小限の設定を行っていきます。
三菱電機のGX Works2を使用します。
PCパラメータのI/O割付設定を下記の通り設定します。
CPUの型名は使用する型に合わせてください。ここでは、Q03UDVとしています。
高速カウンタユニットQD62をスロット0に先頭XYが0000で割付しています。
電源ユニットをQ61P、ベースユニットQ35B、スロット数5なども割付しています。
三菱電機のGX Works2を使用します。
PCパラメータのI/O割付設定を下記の通り設定します。
CPUの型名は使用する型に合わせてください。ここでは、Q03UDVとしています。
高速カウンタユニットQD62をスロット0に先頭XYが0000で割付しています。
電源ユニットをQ61P、ベースユニットQ35B、スロット数5なども割付しています。
PCパラメータのプログラム設定を下記の通り設定します。
今回のプログラムはMAINのみとなります。
設定項目は以上です。
作成するプログラムの一覧です。
MAINのみとなります。
次はラダープログラムです。
CH1を記述しています。
・CH1
1パルス当り0.123mmとしています。
・MAIN
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